ハットとは?

この記事は、1903年創業の帽子屋ライオンドーのオーナーが書いています。ブログを通して、帽子の楽しみ方を提案していきたいと思っています。

ハットとは?

ハットの定義とは

ハット(HAT)とは、主にツバ(ブリム)のついた帽子のことをさす。キャップとの違いは何かというと、帽子を囲むツバの面積の違いがあげられる。ハットは帽子の周囲をぐるりとツバが囲んでいるのに対し、キャップはツバが前方のみついていたり、ツバ自体がついていないなど、ハットにくらべてツバのついているところが少ない。 ハットはキャップにくらべ、首を何度も振るような激しい動きにはむいていないが、それでも日よけの効果やUVカットの加工がされている場合があるので、炎天下のシーンで役に立つ。

さまざまなシーンでみられるハット

山登りやアウトドア、夏の海やフェスで紫外線を防ぐのに良いだろう。ゴアテックスなどの雨にも強い加工がされたハットもあるので、レインハットとして急な雨でも対応できる。 一般的なハットとしては、コットン生地などであれば、サファリハットといわれるハットがメジャーなハットのかたちである。その他にも夏の季節であればペーパーなどの素材を使用した麦わら帽子、冬の季節であればウール素材を使用したフェルトハットなどはフェドラ型(中折れ帽子)のハットが人気のあるかたちだ。近年ではボーラーハットやポークパイハットといったツバの短く、トップに特徴のある帽子が再び注目されている。

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主なハットの種類

中折れハット・ソフトハット

オーソドックスで人気のあるかたち。トップの部分は前方につまみがあり、真ん中のあたりがへこんだシルエットになっています。主にフェルトでつくられた秋冬物のハットのことをさします。

麦わら帽子・ストローハット

麦わら帽子やストローハットは麦わらや天然素材でできたハット。主に春夏用です。最近はペーパー素材でできたものも多く、そのクオリティは年々高くなってきています。パナマ草でつくられたハットはパナマハットと言います。

サファリハット・バケットハット

サファリハットとは、もともとサバンナで狩猟をおこなうためにかぶられていたハット。適度なツバがあります。同じようなハットにバケットハットなどがあります。

メトロハット・クルーハット

メトロハット・クルーハットはトップの部分は丸みを帯びたハット。釣鐘のようなかたちになっています。

アドベンチャーハット

アドベンチャーハットはアウトドアや野外フェスなどで人気の帽子となっています。ツバが大きく、しっかりとした日よけになる帽子です。

カンカンハット・ボーターハット

カンカンハット・ボーターハットは日本ではカンカン帽といわれて親しまれている帽子。トップが平らで、まわりに同じ長さのつばがぐるりと囲んだ帽子。似たかたちでポークパイハットなどもあります。

ボーラーハット・ダービーハット

ボーラーハット・ダービーハットとはトップが丸いハットをさします。コークハットとよばれることもあります。

ホンブルグハット

ホンブルグハットとはトップに大きなへこみがあり、ツバの部分がカールしたのが特徴のハット。日本ではテライ型としても知られている。ドイツのホンブルグで流行していた。

雨の日による型崩れや直し方について

ハットで注意したいのは雨の日。サファリハットなど布帛(ふはく)を使用したハットは特に問題ないのであるが、ペーパーハットやフェルトハットなどは糊(のり)をつけて、型を固めて仕上げた帽子が多いために、雨に濡れてしまうと型崩れを起こしてしまう場合があるので、なるべくならかぶらないようにしたい。特にペーパーハットは一度濡れて型くずれしたものは、もう一度元どおりにするのが極めて難しい。 万が一、雨や水に濡れてしまった場合の直し方は、タオルなどでできるだけの水気をとって、なかに新聞紙などを入れてかたちを整えて乾かすのが良い。それでもなおらない場合や、そのまま放置してしまった場合は、帽子専門のクリーニング店に相談するのが良いだろう。通常のクリーニング店であれば、プレスといわれる帽子の型を入れ直す機械がなかったりもするので、なるべく専門で帽子を扱っているところを探したい。サファリハットでなく、型入れしたハットは自分で洗濯するのは危険なので、避けたいところだ。

ハットの内側の汚れや洗濯について

ハットの内側の汚れについては、ファンデーションなどで汚れた場合は、軽いものであれば消しゴム、ひどい場合はベンジンなどの有機溶剤を使用するととれることがある。(必ず目立たない場所でテストしてからおこなうこと。) 汗などで汚れた場合はアルコールなどのスプレーで対応するか、ライナーテープなどであらかじめ汚れを予防しておくのが良い。 普通の布でつくられた洗濯可能のマークがついているハットの洗い方に関しては、手洗いで洗うのが良い。丈夫なハットもあるが、帽子の場合はやはり手洗いが望ましい。

コーディネートやヘアアレンジについて

ハットは帽子のジャンルの中で、一番フォーマルな印象が強い。特に中折れハットをはじめとしたフェルトハットなどは結婚式でかぶるのに適している。夏であれば白のタキシードに白のパナマハットなどもよく似合う。 一昔前はハットはボルサリーノなどのブランドに代表されるように、メンズのイメージが強く、中折れハットは男性、女性はキャペリンなどのハットという印象であったが、近年はレディースでも中折れフェドラハットやボーラーハットをかぶることも多く、おしゃれコーディネートのアクセントに取り入れられることも多くなった。フェドーラハットはマニッシュ(男性的な)ハットとして呼ばれることもある。 髪の毛の扱いに困るという話もよく聞くが、前髪はそのままかぶっても良いし、ハットの中に入れ込んであみだかぶり(後ろ側に倒してかぶるかぶり方)にしても良い。斜めにかぶるなどアレンジもいろいろとできるのがハットの面白いところだ。

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