カンゴールのハンチングは近年、前後ろを逆にする被り方であるバックトゥフロント(BACK TO FRONT)が流行したことから、再度注目の集まっているアイテムである。ヒップホップなどから人気が出ているものの、ゴルフシーンなどでも人気がある。
~目次~
- 1 カンゴールハンチングの定番の種類
- 1.1 Tropic 504(トロピック504)
- 1.2 Tropic 504 Ventair(トロピック504ベントエアー)
- 1.3 Tropic 507(トロピック507)
- 1.4 Bamboo 507(バンブー507)
- 1.5 Bermuda 504(バミューダ504)
- 1.6 Wool Flexfit 504(ウールフィレックスフィット504)
- 1.7 Wool 504(ウール504)
- 1.8 Wool 507(ウール507)
- 1.9 Seamless Wool 507(シームレスウール507)
- 1.10 Wool 504 EARLAP(ウール504イヤーラップ)
- 1.11 Furgora 504(ファーゴラ504)
- 2 カンゴールのハンチングの特徴
カンゴールハンチングの定番の種類
Tropic 504(トロピック504)
60年以上愛されているといわれる定番の型である。HERITAGEを代表するかたちであり、カンゴールのハンチングを語る上ではずせない。トロピックはメッシュ素材で、504はかたちを示している。
Tropic 504 Ventair(トロピック504ベントエアー)
定番のかたちである504をベースに通気口をつけた機能性を考えたかたち。夏に人気で需要も高い。カラー展開も豊富でサイズもS,M,L,XL,XXLと幅広いラインナップが魅力。
Tropic 507(トロピック507)
504にくらべてサイドがカットされているので、より頭のかたちに沿ったアイテムである。流線型のカットが頭にフィットするシャープなシルエットは504のハンチングとベースボールキャップのハイブリッド型として開発されたと言われている。
Bamboo 507(バンブー507)
竹繊維を使用したハンチングである。かたちは507のようにややスリムなスタイル。ただしトロピックのようなカットの縫製後が残っておらず、基本的にトップは1枚布である。敏感な肌の方や入院、通院の方など医療用としても重宝されている。
Bermuda 504(バミューダ504)
パイル地といわれるタオルのような素材を用いた春夏のハンチング。やわらかな素材感と手触りが人気のハンチング。
Wool Flexfit 504(ウールフィレックスフィット504)
近年人気のフィレックスフィット。伸縮性のある頭まわりでフィット感に定評がある。かぶりやすいかたちで504のかたちをベースに6枚はぎのトップでややキャスケットのようなビジュアル。
Wool 504(ウール504)
トロピック504が春夏のハンチングの定番とすれば、秋冬の定番はウール504である。こちらはウールフェルト素材を用いたアイテムでバックトゥフロントでかぶるとベレー帽のようなイメージになる。
Wool 507(ウール507)
こちらもトロピック507の秋冬バージョンといったハンチング。ウール素材でつくられている。
Seamless Wool 507(シームレスウール507)
507をベースに継ぎ目のないシームレスな仕様にしたモデル。通常の507よりスリムなシルエットでかつ、フィット感がある。
Wool 504 EARLAP(ウール504イヤーラップ)
耳当てがついた504ハンチング。防寒性もあり機能的に優れた帽子で一定の人気があるモデル。
Furgora 504(ファーゴラ504)
秋冬で人気の素材のファーを用いたハンチング。ゴージャスなテイストで男女ともにかぶれる帽子だ。
カンゴールのハンチングの特徴
基本的に504と507のかたちをベースに素材をアレンジしたハンチングが多い。504はややサイドに広くベレーのようなかたちが特徴で、507のほうがややスリムな印象のハンチングが多い。近年ではキッズサイズなど子供向けのサイズもつくられており、種類も豊富になった。
コーディネートや着こなしの上で、アイテムによってはヒップホップテイストになってしまうものもあるが、定番の504などは年配の愛好者も多く、そういった意味で幅広いポテンシャルを秘めたアイテムといえよう。レディースにも支持が広まっているので、今後いろいろなコーディネートとして流行する可能性はある。
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