サイズ・色・帽子の種類が豊富な老舗の帽子屋ライオンドウです。今回のブログは、「マリンキャップとは?語源や由来とかぶり方や似合う人について」を書きたいと思います。
~目次~
マリンキャップとは?語源や由来について
マリンキャップとは、「マリン=海の」といった意味があり、水兵や漁師といった船乗りたちのかぶっていた帽子が由来で、学制帽や警官の制帽などのようなかたちをしています。芯の入った小ツバのキャップ型で、トップは平らなのが特徴です。歴史的にはフランスのノルマンディー地方の漁師が愛用していたものがモチーフとなっているようです。
マリンキャップのかぶり方について
マリンキャップは浅めにかぶるとかわいらしい感じや軽さが出ます。ジャケットなどを羽織って、ボリュームのあるスタイルの場合は、わざと浅くかぶって軽い感じを出すとよいと思います。メンズであればしっかりと目深にかぶるのがよいでしょう。
マリンキャップの着こなしやコーディネート
ボーダーのシャツなどを着るとマリンっぽさが出てコーディネートもまとめやすくなります。ロングコートやジャケットなどとも相性が良いので気軽にあわせてみてください。
マリンキャップとキャスケットの違いは?
マリンキャップとキャスケットの違いは、まずその歴史にあります。マリンキャップは水兵や漁師といった船乗りの帽子からきているのに対して、キャスケットは狩猟用のハンチングなどから発展した帽子となっています。かたちとしては、マリンキャップはコシといわれる頭まわりに段があり、その部分にロープなどの装飾がされている場合があります。またマリンキャップはトップが平らなのに対して、キャスケットは丸みを帯びたものが多いです。
マリンキャップとワークキャップの違いは?
マリンキャップとワークキャップの違いは、マリンキャップは海の船乗りの帽子からできた帽子でワークキャップは鉄道員など作業する人がかぶる帽子としてできた違いがあります。マリンキャップはクラウン(頭部分)に傾斜があってトップに向かい広がっているのに対して、ワークキャップはクラウン(頭部分)が円筒形で側面がストンと真っ直ぐなかたちをしています。
マリンキャップの似合う人は?
マリンキャップは、比較的面長の人や卵型の人などに似合う帽子です。顎のとがった逆三角形の方がかぶるとやや顎が強調されてしまったり、トップのボリューム感とのバランスが悪い場合があります。
オススメのマリンキャップ・キャスケット
テトラキャップ
春夏向けのシンプルなマリンキャップ。無地やチェック柄のアソート展開になっています。サイドのベルトとバックルがアクセントに。サイズ55cm〜57.5cm推奨。スベリの裏でサイズ調整が可能です。
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