サイズ・色・帽子の種類が豊富な老舗の帽子屋ライオンドウです。今回のブログは、「登山、山登り、釣り、フェス、アウトドアに人気のサファリハットとは?」を書きたいと思います。
秋や春が近づいてくると重宝するアイテムはサファリハットです。真夏であれば、ストローハットなどの方が風通しもあってかぶりやすい帽子ではありますが、秋口や春先にはコットン生地のものが使いやすいです。適度な日差しを防いでくれるし、汗の吸収も良いので、スポーティーな場面でも活躍してくれます。本日はそんなサファリハットの紹介になります。
~目次~
- 1 サファリハットとは?
- 2 サファリハットの形や特徴
- 3 サファリハットとバケットハットの違いとは?
- 4 サーフハットとは?サファリハットとの違いは?
- 5 サファリハットの選び方
- 6 サファリハットのかぶり方について
- 7 おすすめのサファリハット、バケットハット一覧
- 7.1 ラコステ リバーシブル サファリハットL1131 LACOSTE
- 7.2 ラコステ サファリハット バケットハット L3981
- 7.3 ニューエラ ハット アドベンチャー ライト Adventure Light
- 7.4 マンハッタンポーテージ UV サンシェード たれ付き ハット
- 7.5 マンハッタンポーテージ UV サンシェードハット
- 7.6 撥水アドベンチャーハット
- 7.7 ニューエラ・バケットハット・BUCKET-01・ウォッシュドコットン/NEW ERA
- 7.8 ニューエラ・バケットハット・BUCKET-02・ウォッシュドコットン/NEW ERA
- 7.9 カンゴール・ウォッシュドバケットハット/KANGOL
- 7.10 KANGOL カンゴール デニム マッシュアップ バケット
- 8 サファリハットが似合う人は?
- 9 サファリハットのクリーニング・洗濯の仕方は?
サファリハットとは?
サファリハットは、野外活動や探検時に日差しや雨から頭部を守るために設計された帽子です。サファリとは、小旅行といった意味があります。サファリハットの歴史は、19世紀にアフリカの探検家や狩猟者によって使用され始めたとされています。このタイプの帽子は、現在その実用性と耐久性から多くのアウトドア愛好家に愛用されています。サファリハットは、サハリハットと呼ばれることもあります。
サファリハットの形や特徴
サファリハットは、大まかに分けて2種類の形があります。クラウン(頭部分)が丸いメトロハットのような形の帽子とトップが平らなバケットハットのような形の帽子です。サファリハットをベースにしたアドベンチャーハットのようなスタイルも出てきているので、サファリハットの使われている意味合いは広いと思われます。サファリハットとアドベンチャーハットの違いはあまりありません。アドベンチャーハットの方がアゴ紐がついていることが多いイメージです。下記はサファリハットによくある特徴になります。
広いツバがついている
サファリハットの最も顕著な特徴は、顔と首を太陽の光から守るための広いツバです。ツバは通常、全周にわたって均等に広がっており、紫外線や雨からの保護を最大化します。このツバはしばしば硬めの素材で作られ、形を保持しやすくなっています。最近ではUV加工されたものや、サンシェードといった首を日差しから守るたれ付きのもの、撥水加工がされたものなどアウトドアで活躍するサファリハットが登場しています。
丸みを帯びたトップ、もしくは円筒形のクラウン
サファリハットのトップ部分は、丸みを帯びたクラウン(頭部分)のものか、円筒形の形になっていることが多いです。昔の探検家がかぶっていたサファリハットは、トップ部分が丸みを帯びているイメージです。現在ではバケットハットのような円筒形のものの方が人気がある印象です。
通気孔がある
多くのサファリハットには、頭部を涼しく保つための通気孔が側面に備えられています。これらの孔は、帽子内部の空気の流れを促進し、暑い日でも頭が蒸れにくくなるように設計されています。
調整可能なあご紐がついている
風の強い日でも帽子が飛ばされないように、調整可能なあご紐が付いていることが多いです。この紐は、使用状況に応じて締めたり緩めたりすることができ、活動中でも安定したフィット感を提供します。もちろんあご紐は帽子によるのでついていないサファリハットもあります。
素材
サファリハットは耐久性があり、かつ通気性のある素材で作られています。天然素材のコットンや麻が使われることもあれば、防水性や耐久性に優れた合成素材を使用する場合もあります。素材は使用環境や個人の好みに応じて様々です。
カラー
色合いは一般的に自然に溶け込むようなカーキ、ベージュ、オリーブグリーンなどのアースカラーが選ばれますが、明るい色や柄入りのものもあります。
サファリハットとバケットハットの違いとは?
サファリハットとよく似ているのがバケットハットです。バケットハットは、バケツのようなかたちのハットという定義の帽子です。バケツをさかさまにしたようなかたちであることから名前をつけられていますが、見た目はサファリハットとよく似ています。現在トップが同じ平らなものであれば、大きな違いはほとんどないといってよいと思います。
サファリハットとバケットハットの違いを挙げるとすれば、ツバの角度と長さです。サファリハットの方がツバがやや水平についてる場合が多く、ツバが長いのが特徴です。それに比べ、バケットハットはツバがやや下方向に向けてつけられていて、ツバもややサファリハットに比べて短いものが多いようです。 またサファリハットとバケットハットの違いは、主にクラウン(頭部分)にコシと言われるベルト状の布地があるかないかの差と、あご紐がついているかといったの差の違いもあります。
サーフハットとは?サファリハットとの違いは?
サーフハットとは、サファリハットをベースにした形に日よけのためのたれがついたナイロン素材などの帽子です。サーフィンやボディーボードなど海でかぶることを目的としているので、サファリハットとサーフハットの違いは、サファリハットに比べてサーフハットはUV加工などが強化され、防水性に優れた帽子となっています。
サファリハットの選び方
登山、山登りでおすすめのサファリハット
- UV保護: 高い紫外線保護指数(UPF)を提供する素材で作られていることが重要です。これにより、強い日差しから肌を守ることができます。
- 広いツバ: 広くてしっかりしたツバは、顔と首を太陽の光から守ります。また、雨が降ったときには水滴を顔から遠ざける役割も果たします。
- 通気性: 頭部を涼しく保つための通気孔や、通気性の高いメッシュ素材を使用していることが望ましいです。ゴアテックスの素材のものなどもおすすめです。
- 軽量: 登山や山登りでは、長時間帽子をかぶるためになるべく頭部の負担が少ない素材の軽いものなどが好まれます。
- 防水性: 急な雨にも対応できるよう、撥水性のある素材で作られているか、防水加工が施されていると便利です。
- 調整可能なフィット: 風で帽子が飛ばされないように、あご紐が付いているか、サイズ調整が可能なデザインであることが望ましいです。
- 明るい色やカラーリング:明るい色やカラーリングであれば、森林の中でも可視性が高く良いとされています。
釣りでおすすめのサファリハット
- UV保護: 強い日差しに長時間さらされる釣りでは、高い紫外線保護指数(UPF)を持つ素材で作られた帽子を選ぶことが重要です。
- 広いツバ: 広いツバは、顔や首を太陽の光から守ります。また、水面からの反射光も軽減してくれます。
- 通気性: 暑い日が多い釣りでは、頭部を涼しく保つための通気孔やメッシュ素材が効果的です。
- 防水性または速乾性: 急な雨や水しぶきに対応できるよう、撥水性のある素材や、速乾性に優れた素材で作られていると便利です。
- 調整可能なフィット: 強風でも安心して着用できるよう、サイズ調整機能やあご紐が付いているモデルを選びましょう。
フェスでおすすめのサファリハット
- UVカット機能: 高いUPF値を持つ素材で作られたサファリハットは、強い日差しから肌を守ります。
- 広いツバ: 広いツバは顔や首を日差しから守るだけでなく、スタイルのアクセントにもなります。また、視界を遮らない程度のツバの広さを選ぶと良いでしょう。
- 通気性: 頭部を涼しく保つための通気孔やメッシュパネルがあると、暑い日も快適に過ごせます。
- 調整可能なあご紐: 活動中に帽子が飛ばされないよう、あご紐が付いているモデルを選びましょう。特に風の強い日や、人混みの中での使用に便利です。
- ファッション性: フェスはファッションを楽しむ場でもあるため、デザインや色、アクセサリー(帽子に付けられるピンやバンドなど)を選ぶ楽しみもあります。自分のスタイルやその日のコーディネートに合わせた帽子を選びましょう。
アウトドアやキャンプにおすすめのサファリハット
- UV保護: 高い紫外線保護指数(UPF値)を持つ素材で作られている帽子は、肌を有害な日差しから守ります。
- 広いツバ: 顔や首を太陽から守るためには、広いツバが効果的です。さらに、ツバが硬めで形状が保持しやすいものは、視界を確保しつつ保護機能を提供します。
- 通気性: 通気孔やメッシュ素材を用いたデザインは、長時間の使用でも頭部を涼しく保ちます。
- 防水性または速乾性: 急な雨に対応できるよう、撥水性のある素材や、速乾性に優れた素材で作られた帽子がおすすめです。
- 調整可能なフィット: サイズ調整が可能なデザインや、あご紐が付いているモデルは、風で帽子が飛ばされるのを防ぎます。
- 耐久性: 厳しいアウトドア環境に耐えうる、耐久性の高い素材で作られていることが重要です。
ゴルフにおすすめのサファリハット
- UV保護: 強い日差しの下でのプレイを考慮して、高いUPF値を持つ素材で作られたサファリハットを選ぶことが重要です。これにより、長時間のラウンド中も肌を紫外線から守ることができます。
- 広いツバ: 広いツバは、顔や首を太陽の光から守ります。視界を妨げない程度の広さのものを選ぶと、プレイ中も快適に過ごせます。
- 通気性: 通気孔があるモデルや、通気性の良い素材を使用している帽子は、暑い日でも頭部を涼しく保つのに役立ちます。
- 軽量: 長時間の着用でも疲れにくい軽量素材で作られたサファリハットがおすすめです。
- 調整可能なフィット: サイズ調整が可能で、あご紐が付いているモデルは、風の強い日でも帽子が安定し、プレイに集中できます。
- ツバを留めれるタイプ:サイドをボタンで留めれるタイプであれば視界も確保しやすいです。
スノーボード、スノボにおすすめのサファリハット
- 防寒性: 寒冷な環境に適した断熱材で作られており、頭部と耳を暖かく保つことができます。
- 撥水性・防水性: 雪や水滴を効果的にはじく素材で作られており、長時間の使用にも耐えることができます。
- 通気性: 蒸れを防ぐための通気孔や、汗を逃がすための通気性の良い素材が使用されています。
- 耐久性: スノーボードやスキーなどのウィンタースポーツでは転倒することもありますので、耐久性のある素材で作られていることが重要です。
- フィット感: 動きやすさと安全性を確保するため、サイズ調整が可能でしっかりと頭部にフィットするデザインが望ましいです。
- 調整可能なフィット: サイズ調整が可能なデザインや、あご紐が付いているモデルは、風で帽子が飛ばされるのを防ぎます。
サファリハットのかぶり方について
- フィット感の確認: サファリハットをかぶる前に、サイズが頭に合っているかを確認します。あまりにもきつすぎると長時間の着用が不快になりますし、緩すぎると風で飛ばされやすくなります。調整可能な帽子の場合は、フィット感を調整してください。
- ツバの調整: サファリハットのツバは、太陽からの保護を最大限にするために広い設計になっています。前面のツバをやや下に傾けることで、顔への紫外線の当たりを軽減します。
- あご紐の利用: 強風の中でも帽子が安定しているように、あご紐が付いている場合は適切に調整してください。使わない場合は、帽子の下や後ろに紐を回して邪魔にならないようにします。
おすすめのサファリハット、バケットハット一覧
ラコステ リバーシブル サファリハットL1131 LACOSTE
シンプルで定番のラコステ(LACOSTE)サファリハットです。帯の配色がアクセントになった表側にはタフなキャンバス素材を、単色使いの裏側にはカジュアルなコットンチノ素材というように、表裏使い分けています。
ラコステ サファリハット バケットハット L3981
綿100%のシンプルで幅広い層にかぶっていただけるサファリハットです。メンズ・レディース兼用で年中通してかぶれます。
ニューエラ ハット アドベンチャー ライト Adventure Light
ライニングを取り除くことで、軽量かつ着用時の蒸れが軽減されたアドベンチャーハット。アイレットは刺しゅう仕様です。アウトドアはもちろん、タウンユースにもおすすめ。シンプルなつくりで折りたたんで持ち運んだりできます。
マンハッタンポーテージ UV サンシェード たれ付き ハット
猛暑にもお勧めな、マンハッタンポーテージのサンシェード付きハット。長さ約22cmのサンシェードが首元までしっかり覆い、強い日差しからガードしてくれます。撥水効果のあるテフロン加工を施した素材を採用しているので、プールや海での水遊び、キャンプなどのアウトドアにも最適。サンシェード部分を水に濡らして軽く絞り、3~5秒振るだけで、冷却効果が得られます。
マンハッタンポーテージ UV サンシェードハット
マンハッタンポーテージ(Manhattan Portage)のアドベンチャーハットです。サラリとした質感のポリエステル100%の生地で軽くて水や雨に強いのが特徴です。(防水ではございません)内側のn裏地にはメッシュ生地がついていて通気性がよく蒸れにくい構造です。後ろはたれ付きで紫外線を防止し、日よけになります。アゴ紐付きで取り外しも可能。
撥水アドベンチャーハット
カラーも豊富なはっ水加工のアドベンチャーハット。軽くてラフなかぶり心地が人気。両サイドに通気用のメッシュの窓があり、チラリと覗いてアクセントカラーになっています。コンパクトにたたんで持ち運びも便利。
ニューエラ・バケットハット・BUCKET-01・ウォッシュドコットン/NEW ERA
NEW ERA(ニューエラ)の定番のバケツをひっくり返したようなシルエットが特徴のアウトドア系のハット。シンプルなつくりで折りたたんで持ち運んだりできます。もちろんタウンユースとしても使えていろいろなコーディネートにあわせやすい帽子です。
ニューエラ・バケットハット・BUCKET-02・ウォッシュドコットン/NEW ERA
つばを短くコンパクトに設計したニューエラ・バケット02。ウォッシュ加工が施されているので、ごわごわしないソフトな感覚でかぶれます。折りたたんでポケットに入れたり、持ち運びにも便利です。
カンゴール・ウォッシュドバケットハット/KANGOL
洗いをかけたコットンツイル素材のカンゴール・バケットハット。カジュアルな雰囲気でストリートからコートまで、幅広いコーデをお楽しみいただけます。
KANGOL カンゴール デニム マッシュアップ バケット
2種類の柄のデニムを組み合わせたカンゴール(KANGOL)のバケットハット。大胆にダメージの入った素材感のデニムは90年代ファッションにもマッチします。
サファリハットが似合う人は?
サファリハットは比較的誰にでも似合いやすい帽子ですが、卵型や逆三角形型、ひし形の顔の人が似合いやすい傾向があります。エラの張ったホームベース顔や四角顔の人はエラと帽子のバランスが悪いので似合わない場合があります。エラの張ったホームベース顔や四角顔の人はアドベンチャーハットなど帽子もボリューム感のあるものを選ぶと相性が良いでしょう。小顔の人は大きいサファリハットをかぶるとバランスが悪くなるので小つばで小ぶりなサファリハットを選ぶと良いでしょう。
サファリハットのクリーニング・洗濯の仕方は?
まずはサファリハットの洗濯表示を確認してください。綿やコットン素材のサファリハットの場合はクリーニングできる場合が多いです。クリーニング、洗濯可能な場合はぬるま湯に洗濯洗剤を入れて手洗いするのが良いでしょう。洗濯機に入れてしまうと縮んだり型崩れが起きる可能性があります。詳細は下の帽子の洗い方を参考にしてください。
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